六次産業化認定事業
～耕作放棄地を再生してコケ植物を栽培～
全国的に耕作放棄地は拡大しています。
原因は様々ですが、鳥獣被害や高齢化によって食糧生産が難しくなっているような農地（耕作放棄地）を有効活用することが求められており、
新たな農作物の開発が必要となってきています。
そこで、地方の最大の資源である農地を有効活用し、高齢者でも生産可能な体制を作ることで、雇用の拡大を図ります。
この事業が全国に拡大することで、耕作放棄地の有効活用が図られ、農村部の里地・里山を維持・再生することができます。
当社はコケ事業において種苗生産からコケ栽培技術を開発した国内でも先駆けの企業です。
丈夫で、ほかの植物に比べて応用力も高く、
様々な用途でコケは活躍できます。
二酸化炭素の増加による地球の温暖化、人工排熱の増加や緑の損失による都市のヒートアイランド化が問題になっています。それを背景として近年、屋上屋根・法面・壁面などの特殊緑化の重要性が高まっています。 そこで緑化資材として注目されているのが『コケ植物』。乾燥に強く、土壌を必要としないことから、軽量、薄層基盤、施工のしやすさ、手入れが簡単なことから緑化に最適な資材であると言えます。 都市の緑化は、住民に潤いや安らぎを与えると同時に、気象緩和効果や建物に対する断熱効果による空調などのエネルギ－消費の抑制、CO２や大気汚染物質、及び重金属類の吸収に有効であるといわれています。
コケ植物というと、ジメジメした場所に育成して乾燥に弱いというイメージがありますが、中には乾燥に強い種類もあります。スナゴケは乾燥しても仮死状態となり、水を与えれば再生します。また、土壌なしで生育するため、軽量化できます。
雨水のみで対応できるので、ランニングコストがローコストです。
最近では、ガーデニングだけでなく、盆栽や木箱入りミニガーデン、テラリウムなどで苔を楽しむ方が増えています。オフィスの机やお家のリビング・玄関等に心がほっこり和む癒しのコケを飾りませんか？
